現代人間学部 心理学科

2023年度も社会・ビジネス心理フィールド研修(京都北山マールブランシュ様との連携授業)がスタート!

2023年10月12日

 心理学科では,1年次よりデータ分析や調査方法について学んでおり,また2年次では,消費者の購買行動やサービスを選択する際の意思決定のあり方について学ぶ「消費者行動の心理学」という授業があります。

 「社会・ビジネス心理フィールド研修」では,これらの知識やスキルをベースに,さらに実践的な学びを通して、幅広い力を身につけることを目指しています。2023年度も,京都北山マールブランシュ様(株式会社ロマンライフ様)と連携させて頂き,頂いた課題に対してアンケート調査等を通して商品やサービス等の提案を行うことを最終目標としています。

 今回,マーケティング部長の秋田博一様から発表された「課題」は以下の通りです。

① 「ベイクドケーキ」のPRやプロモーション方法の提案。一方的なメディア広告ではなく,実店舗もしくはSNSなどお客様と双方向でコミュニケーションを取れる方法を考える。
② 「ベイクドケーキ」の販売方法リニューアルの提案。現状の改善や,どうしたらお菓子の美味しさを多くのお客様に知って頂けるか,ブラッシュアップを考える。

 マールブランシュ様からの課題発表!


 提案の発表前には,広報ご担当の横井彩夏様より,京都北山マールブランシュの沿革や企業理念ついて,本社および併設店舗である「ロマンの森」にてご説明頂きました。学生達はマールブランシュ様のブランドイメージや企業理念について理解した上で,課題を解決していきます。


 

広報の横井様より「ロマンの森」や本社オフィスをご案内頂きました




今回の課題対象となる「ベイクドケーキ」の試食をさせて頂きながら
アウトプットに向けて,考えを巡らせます


 秋田様からの課題発表の後,複数の学生より質問をさせて頂き,学生達も早速提案内容の検討に向けて気持ちを切り替えている様子でした。今年度の受講生は2年生と3年生が約半数ずつとなりました。学年を超えて協働し,約4か月後の最終報告会でどのような提案を発表してくれるか,期待したいと思います。


報告:授業担当 松島・尾崎・菊野・下田


  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 11:20学生の様子学科のトピック

心理学をキャリアに活かす 先輩たちのお仕事紹介:リレーコラム ―精神科・心療内科編―

2023年09月14日

 心理学科・心理学研究科では、本学で心理学を学び卒業した先輩たちが、その学びを活かしてどのように働いておられるのか、コラム形式で紹介します。
 今回は「精神科・心療内科」で心理師として働かれている先輩からのコラムです。


1. 現在のお仕事や活動内容
 精神科・心療内科クリニックで公認心理師・臨床心理士として勤務しています。心理検査やカウンセリングをしたり、初診で来られた患者さんの予診を取ったりしています。
 心理検査は1~4つほど組み合わせて、いろいろな角度から多面的に患者さんの心の状態を把握していきます。カウンセリングでは、患者さんの価値観を尊重しつつ、問題を整理して、どう対処していけばいいのかを一緒に考えていきます。そして医師、看護師、精神保健福祉士と常に連携をとって患者さんを支援しています。

2. 現在の進路に至る動機や経緯・本学での学びとのつながり等
 中学生の頃から“人”や“心”に興味がありました。みんなそれぞれ思っていることや考えていることが違い、それは直接見えるものではありません。思っていることと違う行動や表現をすることもあります。そして、心の状態によっては苦しんだり、不適応を起こすこともあります。そういうよくわからない、見えづらいものについて学びたいと思い、心理学部に進学しました。大学で心理学について学んでいるうちに、この学びを心の問題を抱えている人たちの支援につなげたいと思うようになりました。
 本学の大学院は少人数制なので、その分教員と学生の距離が近く、手厚い指導を受けられるところが良いところだと感じます。大学院は授業、実習、課題、修論などでとても忙しかったのですが、級友と切磋琢磨して何とか乗り切ることができ、私にとって大事な経験となりました。

3. 在学生・高校生へのメッセージ
 心理学は難しい部分もありますが、とてもおもしろい学問です。心理の仕事に就かなくても、心理について学んでおくと、自分自身や周りの人と上手く付き合っていくヒントを得られるのではないかと思います。


 以上、先輩から後輩に向けてのコラムとメッセージでした。
 幅広い職場で働ける公認心理師・臨床心理士。その中でも勤務する人が最も多い、精神科・心療内科領域。
 本学の学びを通して、自身の興味を深め、努力を重ね今のお仕事につながった先輩の貴重なお話でした。

 それでは、次回もまたご期待ください。


報告:広報担当
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 12:07学科のトピック

「誰もが快適な生理を」心理学科の学生がフェムテックジャパンのイベントに 参加・発表しました

2023年08月25日

 現在、心理学科の3つのゼミ学生有志が、フェムテックジャパンを主催する株式会社 G-Place様と産学連携の取り組みを進めています(この時のプレスリリースURLはこちら 。
 活動の詳細は、以前のブログ記事もご覧ください(6月9日ブログ)。

 8月3日に大阪で行われた「Femtech Japan Femcare Japan 2023 in OSAKA」のイベントには、心理学科 下田ゼミ4年生3名、尾崎ゼミ3年生7名、松島ゼミ3年生6名、計14名の学生が参加しました。
 当日は、「誰もが快適な生理を―京都ノートルダム女子大学のフェムテックの取り組み」と題したセミナーに3ゼミから各1名の学生が登壇しました。心理学科の下田麻衣講師がファシリテーターを務め、それぞれの学生が多くの来場者の前で、本学で実施したナプキン無料配布を行った感想やこの取り組みを行ったことによる意識や行動の変化について、率直な意見を述べました。

セミナーへ登壇

セミナーへ登壇


 また、当日は「出展ブース」の一つとして、本学の取り組みや調査結果について一日を通し展示を行う機会を頂き、来場者との質疑応答を行いました。ブースには多分野の専門家の皆様や企業様がたくさんお越し下さり、学生達は積極的に調査結果について説明し、また、皆様から頂いたフィードバックに大いに刺激を受けた様子でした。

本学の展示ブース










本学の展示ブース



展示ブースでの質疑応答
















展示ブースでの質疑応答


 今回のイベントでは、心理学科4年次生のUさんが総合司会および30近い出展者へのインタビュー、セミナーへの登壇と、多方面で生き生きと活躍してくれました。以下はUさんの感想です。
―――
Uさんの感想

 Femtech Japan の総合司会、インタビュアー、セミナーを務めさせていただき、女性が抱えている問題について向き合うことができた貴重な経験になりました。

●出展者へのインタビュアーを通しての学び
 女性が快適に過ごせるように考え抜かれ、使用感、安心感、快適のすべてを兼ね備えた商材を扱っている約30社の出展者についてインタビューを行いました。
例えば、「温活」という出展では、「自宅」、「組み立て式の椅子」できるという誰もが快適に日常生活に取り入れやすい商材を紹介しました。身体を温めることで冷え性の改善、自律神経を整えるなど、女性の身体の問題解決を生活の一部で改善することができるよう考えられていました。
このようにフェムテックでのイベントでは、日常生活の一部に取り入れ、女性の身体問題に向き合いながら考え抜かれた商材であることを気づかされ、出逢うことができた貴重な機会でした。
 多くの女性に「フェムテック」というワードを知ってもらい、自分にあった素敵な商材に出逢うことにより、今まで悩んでいた「月経をはじめとした女性特有の健康課題」を諦めず、「解決できる」という光が見えてくれば、と感じました。

●イベント全体を通して
 「読売新聞」によるセミナーの中において、「記者の立場から見たフェムテック」が興味深かったです。私自身の小中高の学校生活を振り返りながらフェムテックについて考えることのできた内容でした。例えば、学校の授業の「水泳」では、月経が授業と重なってしまったらタンポンを入れて受講するようにするなど、何気なく私たちが了承していることが本当は強制となっている現状です。誰もが当たり前と考えているからこそ、悩んでいることを実際に言葉にする難しさが多くあると痛感しました。
今回のセミナーを受講したことで、女性が日常生活を過ごす中で時代とともに今まで声を上げることのできなかったことが少しずつ耳を傾けてもらいやすい環境に変化しつつあることを気づかされました。また、時代を問わず、女性が悩んでいることは変わりないこと、そして「フェムテック」を通して、少しでも女性が快適に過ごせる日が増えつづけてほしいです。

●今後の大学の取り組みについて
 「フェムテック」に係る産学連携授業に携わり、卒業研究としても取り組むことができ感謝しています。女子大学だからこそ取り組みやすい研究(生理用品の無料配布、設置など)であり、多くの人々が女子大学生の本音に興味を示し、共感や気づきを与えることのできるデータ結果であったと、セミナー・インタビュアーを通じて感じました。また、来場者からの意見を伺うことによって新たな気づきを得られる貴重な経験でした。
 今後も大学には「生理用品」を問わず、「フェムテック」についての取り組みを続けてほしいです。「フェムテック」がどのようなものなのかを多くの女子大学生に認知してもらい、少しでも快適な学校生活を過ごしてほしいと想うとともに、学生には産学連携を行うことでよりいい刺激を得られるチャンスであると思います。
 最後に、産学連携を通して、大役を任せていただきありがとうございました。



Uさん、堂々の総合司会

―――
 今回のイベントでは、それぞれの学生がそれぞれの持ち場で自分の役割を果たし、積極的に参加してくれました。学外で様々な人と関わり、自身の調査結果について話をする機会は学生達にとって大いにプラスの経験となると思います。そして、多くの来場者が興味を持って、セミナーや出展ブースに来て下さったことにより、今回取り組んだ「誰もが快適な生理を」が重要な社会的課題であり、そしてその課題に対し、調査結果をもとに解決していくことが求められていることにも気づくことも出来ました。
 
 参加した学生のアンケートからは以下のような感想が寄せられました。
「今回、各ゼミの研究内容をご来場してくださった方に報告する際に、私たちが研究している以外にも、実際の体験談をお話してくださった方がいて、自分自身がとても勉強になりました。」
「自分たちの活動に興味を持って下さった方が沢山おられ、今後のモチベーションに繋がりました。」
  
 最後になりましたが、女性の健康問題について考える機会と発信・交流の場を下さいました、フェムテックジャパンの野口俊英様に感謝申し上げます。
 今回の調査の分析や考察は1月に改めて発表会を行う予定です。

出展ブースで記念撮影


報告:松島,尾崎,下田  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 12:06学生の様子学科のトピック

「誰もが快適な生理を」プロジェクト 産学連携の取組みをスタート

2023年06月09日

社会・ビジネス心理コースの3つのゼミ学生有志が、フェムテックジャパンを主催する株式会社 G-Place様と協働で、フェムテック分野での新たな価値創造に取り組みはじめました!

フェムテックとは、FemaleとTechnologyを掛け合わせた造語。
女性の生理・月経だけでなく、妊娠・出産、更年期など生涯にわたって関わる分野で、近年、とても関心が高まっています。
今回、株式会社 G-Place様との連携により、「誰もが快適な生理を」をテーマに、女子大生の月経をめぐるウェルビーングの向上およびSDGsの実践につながる取り組みを進めます。 

松島ゼミ では、学生をモニターに、ノンポリマーナプキンの使用感をアンケート調査し、使用後の意識の変化や現在使用しているナプキンとの比較を行います。

商品を手に調査内容を検討

尾崎ゼミ では、生理時のストレスや生理用品の購買行動を調査します。
また、トイレでのナプキン無料配布をどうしたら促進できるか実証実験します。

ノンポリマーの自然素材

下田ゼミ では、大学内での ナプキン無料配布の取り組みが、大学への印象変化に影響するかを調査します。

 学生作成の告知ポスター

これらの途中経過は、2023年8月実施予定のイベント 「Femtech Japan 2023 in OSAKA」で報告予定。
今後の展開も報告します!

 報告: 松島・尾崎・下田
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 14:11学生の様子学科のトピック

卒業研究発表会を行いました

2023年01月09日

年が明け2023年となりました。
学生、教員ともに学びを楽しみ、新たな発見がある一年にしていきたいと願っています。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年の授業開始早々ですが、1月7日(土)には、2022年度卒業研究発表会を行いました。

午前は共同研究、個人研究の口頭発表者によるセッションで、合計17組の発表がありました。
4グループに分かれて、学生による司会進行により、発表者のプレゼンテーション、質疑応答が各会場で進められました。
午後は、前半と後半に分けて、個人研究のポスター発表セッションで、合計36名の発表がありました。
午前午後の研究発表内容は、学生にとって身近な疑問や心理学の学びから探求したいと思ったテーマまで、幅広くとても興味深いものでした。

実は、過去2年間コロナ感染拡大の影響によりオンライン・ハイブリット形式での実施で、
会場に4年生全員が参集することはできていなかったのです。
そのためポスター発表を希望する学生も、全員口頭での成果発表を実施せざるを得ない状況でした。
今年度は完全対面実施の準備を進めていたこともあり、感染対策をしながら無事にポスター発表を実施することが叶いました。

ただ、ポスター発表は今年度初めての実施だったため、学生も教員もドキドキしていたのですが、
終わってみると、学生同士のやり取りも活発で、とても充実した時間になったようです。
教員としても、その姿を見ていて、ともに頑張ってきてよかったなという思いです。




ポスター発表会場の様子


年の初めに、4年生の成果発表が無事に終えられたことは、それぞれの門出に一つ花を添えることができたのではないでしょうか。
この後、卒業論文の口頭試問や学年末の締めくくりを控えていますが、世情の波を跳ね返して、よき一年を過ごせることを願いたいです。

心理学科 教務担当チーム









  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 20:03学生の様子学科のトピック

2022年度 心理学科・心理学研究科 公開講座 『ひきこもりとその支援 ―いまを生きること―』を終えて

2022年12月08日

去る11月6日(日)、本学NDホールにて(同時にオンライン配信)、本学心理学科・心理学研究科主催の公開講座を行いました。
この講座は、京都府、京都市、京都新聞、本学心理臨床センターから後援いただき、会場参加76名、オンライン(Zoomウェビナー)にて50名、計126名が参加されました。

今回は『ひきこもりとその支援 ―いまを生きること―』をテーマに、3名の講師に登壇いただきました。



まず、本学科 中藤 信哉 講師より、日本のひきこもり支援の現状紹介を頂いたうえで、ご自身の研究テーマである「居場所」をキーワードとしたお話が展開されました。
居場所は「安心して自分らしくいられる場や関係性」と定義されることが多く、「すること=doing」と「いること=being」とを据えた時に、することを外から促されず、動けない自分も否定されず受け止められること・・・
つまり、まずは「being」の保証が大切であることが述べられました。
またそのためにも、当事者に関わる家族が安心できることの重要性や、自室から家族、家族以外の集団へと居場所が少しずつ広がることが伝えられました。



次に、本学大学院の2019年度修了生 光永 智香 先生より、支援の実際についてお話いただきました。
光永先生は院在学中にも京都府ひきこもりポータルサイトのメール相談に相談員として参加し、今は堺市ユースサポートセンターにおいて、ひきこもり、ニート、不登校などの困難を有する方々とそのご家族の支援にあたっておられます。
「自分らしく、より良く生きる意欲や勇気を持てる」ことを目標に、相談機関が「〇〇しなければいけない場」になるのではなく、一人一人に合わせたチャレンジの場となるよう、就労だけ目指すのでもなく、何でも自分ですることを自立とするのでもなく、自分で決めながら社会のメンバーであることを感じられるよう、スモールステップでされている支援を丁寧に紹介くださいました。



後半は、2021年3月に本学科を退職され、現在も精神科医として診察を続けつつ、在職中から京都府の自死対策やひきこもり支援にも尽力されている 河瀬 雅紀 名誉教授から、お話をいただきました。



長年取り組んでこられた、京都府でのひきこもり支援活動の紹介ののち、「支援のゴールは社会参加や就労なのだろうか?」という問いが提起されました。
就学や就労、何らかの社会参加を目指す支援が行われる一方で、それがなかなか見通せないケース、こだわりが強くなり長期化するケース、そもそも変化に消極的なケース…そもそも「自分らしく生きる」ことの軸足が、社会参加ではなくひきこもりの場合もある…。
「支援」というと、支援する人・される人とが異なる立場のように考えがちです。
しかし、その前の2講師からのキーワード「自分らしく生きる」をつなぎ、本講座の副題である「いまを生きること」とは…当事者にとって・家族にとって穏やかな環境とは…イメージを広げていただきました。
長年屋敷から出ることなく死後多くの詩が発見されたエミリ・ディキンスンの一作品も引用され、今この時代にここで同じ地平を生きるものとして、なぜ、いかに、人は人とかかわるのか…本質的な問いが宿題として残る講演となりました。

講演後、フロアからも3人の講師それぞれに質問を頂き、時間が足りなかったという声も多くいただきました。
また、講座後のアンケートにも多く回答いただき、「具体的な支援について知れて良かった」「居場所の大切さを改めて考えた」「現在、当事者家族として、これからのかかわりに役立てたい」「自分らしさと社会参加のバランスの難しさ、ひとりひとり違うことを痛感した」など、参加者が主体的に関わって聞いてくださっていたことがうかがえました。

本学の心理学教育は20年以上の伝統を積み重ね、その学びを、心理的支援を必要とされる人や場に向けて、また社会の問題解決のために活かせるよう、多くの学生・大学院生を輩出しています。
今後も、心理学のテーマを基軸に、地域に向けて発信拠点、あるいは連携のハブとなれるよう、努力したいと思います。
どうぞ今後ともお力添えのほどお願い申し上げます。

   報告:伊藤 一美  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 19:35イベント学科のトピック

心理学科主催【公開講座】11月6日(日)「ひきこもりとその支援」 開催のお知らせ

2022年10月07日

心理学科主催の公開講座「ひきこもりとその支援 -いまを生きること-」を開催します。

対面とオンラインとのハイブリッドでの講座で、2021年3月に本学科を退職された精神科医の河瀬先生、本学大学院修了生の光永さんをお招きし、本学科講師の中藤先生と3名でのコラボ企画です。
広く関心を持っておられる方にご参加いただきたく、また心理学科の卒業生や修了生の再会の場にもなることも願っています。
どうぞ奮ってご参加ください。

【開催日時】2022年11月6日(日) 14:00〜16:00(開場:13:30)
【講演者】
河瀬雅紀(医療法人(財団)桜花会 醍醐病院・診療部顧問、京都ノートルダム女子大学名誉教授、精神科医)
中藤信哉(京都ノートルダム女子大学現代人間学部心理学科 講師、臨床心理士・公認心理師)
光永智香(堺市ユースサポートセンター勤務、臨床心理士、公認心理師)

※参加方法など詳細はこちら(↓↓)をクリック。



 報告:心理学科 広報係  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 08:51学科のトピック

「さいころ講座」オープンしています!

2022年06月21日



心理学って何を学ぶの?
そんな疑問を持っている皆さんへ、心理学の幅広いテーマを体験してみてください。
これまでの歴代のオープンキャンパス模擬授業をブログでお届けしています。

2023年度入試で心理学科を志望する受験生の方へ
2023年度総合型入試【標準型】課題レポートについての情報は、こちらをご覧ください。


***********さいころ講座 ラインナップ***************
下の講座ラインナップから読みたい「#タイトル」をクリック!

タイトルが出てこない場合は、こちらに入って、下へスワイプ/スクロール してください⇩⇩

#1 恋心の心理学― 対人魅力を科学する ―

#2 勉強に役立つ暗記術とは? ― 記憶の心理 ―

#3 「ついやってしまう・・・」行動の理由― セルフコントロールの心理 ―

#4 子どものやる気と自信を育てるには? ― 親と子の発達心理 ―

#5 こころのかたちは? ― 心理カウンセリングを体験する ―

#6 性格テストを解剖する ― 心理テスト入門 ―

#7 人の印象は何によって決まる?― 対人関係の心理学 ―

#8 錯覚からわかる心のメカニズム

#9 よき聴き手とは?―心理カウンセリング入門―

#10  「ついやってしまう・・・」行動の解決法 ―行動分析学への招待―

#11 きって、はって、心を表現する ―コラージュ療法を体験しよう―

#12 「わたし」を分析する ―長所?短所?見方を変えてみれば―

#13 勉強に役立つ心理学

#14 親と子を結ぶ『愛』という絆

#15 失敗の心理学 ―思わずしてしまうエラーの心理―

#16 意識と無意識とマンダラぬり絵

この後の講座もご期待ください。  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 09:00学科のトピックさいころ講座

「勉強中、ついスマホを触っちゃう・・・」⇒解決のヒントは??

2022年01月01日

高校生のみなさん、スマホとうまくおつきあいできていますか?




「ついスマホを触っちゃう・・・」 解決のヒントは、
「セルフコントロール」の心理
を学ぶこと。
「ついやってしまう・・・」行動の解決法 ―行動分析学への招待―

ほかにも、思い出せないと、ついスマホ検索しちゃうあなたには、
勉強に役立つ暗記術とは?

子どものやる気を上げたい親御さんに読んでいただきたいのは、
子どものやる気と自信を育てるには?

心理学には学びや生活の知恵がたくさんあります。
ノートルダム心理学科の「さいころ講座」でヒントを見つけてください。

京都ノートルダム女子大学の入試情報は、こちらからどうぞ。

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「さいころ講座」では、多彩なNDの心理学科教員たちが、いろんな心理学のテーマについて、わかりやすくお話をします。

【さいころ講座】ラインナップ

#1 恋心の心理学― 対人魅力を科学する ―

#2 勉強に役立つ暗記術とは? ― 記憶の心理 ―

#3 「ついやってしまう・・・」行動の理由― セルフコントロールの心理 ―

#4 子どものやる気と自信を育てるには? ― 親と子の発達心理 ―

#5 こころのかたちは? ― 心理カウンセリングを体験する ―

#6 性格テストを解剖する ― 心理テスト入門 ―

#7 人の印象は何によって決まる?― 対人関係の心理学 ―

#8 錯覚からわかる心のメカニズム

#9 よき聴き手とは?―心理カウンセリング入門―

#10  「ついやってしまう・・・」行動の解決法 ―行動分析学への招待―

#11 きって、はって、心を表現する ―コラージュ療法を体験しよう―

#12 「わたし」を分析する ―長所?短所?見方を変えてみれば―

#13 勉強に役立つ心理学

#14 親と子を結ぶ『愛』という絆

#15 失敗の心理学 ―思わずしてしまうエラーの心理―

#16 意識と無意識とマンダラぬり絵

  報告:心理学科 広報係  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 09:00学科のトピック

河瀬先生、16年間ありがとうございました!

2021年03月03日

心理学科・心理学研究科の河瀬 雅紀 教授が、この3月末をもってご退職されます。
2004年9月に着任されて以来16年と半年、学生教育はもとより、研究や地域との連携、そして大学運営にも多大なご尽力をくださいました。

精神科医師でもある河瀬先生は、精神医学関連の科目を多数ご担当されました。
ご専門である緩和医療については、河瀬先生の下で学ぶべく、学内だけでなく他大学からも院入学する学生が多く、修了生は実際に全国の緩和ケア病棟の心理職として活躍しています。授業や論文指導での、時に厳しく、時に温かい河瀬先生節を覚えている方も多いかと思います。

また、前任でもある京都府と本学とをつなぎ、地域連携の機会を広げていただきました。
例えば、京都府立医科大学との連携事業では、学部生による小児医療ボランティアの活動が足掛け7年になりました。
そして、大学院生が関わる京都府「ひきこもりポータルサイト」でのメール相談事業も14年目で、大学院生が文字を通して相談技術を学ぶ機会となっています。
がん患者さんとその家族をつなぐリレーフォーライフのイベントにも、ボランティアで学生・教職員が関わりました。

本来であれば、ご退職を前に最終講義としてのお話をいただきたかったのですが、コロナ状況下での実施は見合わせることとしました。
代わりに、感染リスクが落ち着いたころにご講演いただく機会を設けたいという学科・研究科の要望を、快くお引き受けくださいました。
その時にはぜひ、卒業生・修了生の方もお話を聴きに来ていただければと思います。

これまで大きな柱となってくださった河瀬先生が本学を去られることは寂しい限りですが、これからも客員教授として引き続き応援くださるとのことです。
年年歳歳支える人は変われども、代々の先生方が培ってくださったNDの心理学教育の温かさと厳しさが、これからも発展的につながるように、学生も教職員も心して進んでいきたいと思います。


研究科の現役院生全員からの花束贈呈
(修論発表会最終回にて。贈呈代表は直接修論指導を受けたM2の2人から)



研究科会議の最終日に:向山先生より花束贈呈


廣瀬先生より好物の「と〇や」の和菓子

河瀬先生、ほんとうにありがとうございました。
これからのフィールドでのご活躍、そして引き続きNDへのご教授のほど、よろしくお願いいたします。

マスク越しですが、いつもの笑顔


 報告:心理学科 広報係


  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 19:01学科のトピック
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