現代人間学部 心理学科

松島ゼミの紹介

2013年10月31日

 心理学部教員の松島るみです。私のゼミでは、青年期の心に興味・関心を持った学生さんが多く、それぞれが選んだテーマを基に研究を進めています。4年生は卒業論文提出まであと2ヶ月を切りました。研究計画、質問紙作成、調査や実験でのデータ分析の過程では、みんなで助け合ったり、教え合ったり、とても良いチームワークで進めてきました。この様な力は社会に出てもきっと役立つことと思います。

 今年の4年生が取り組んでいるテーマを一部紹介しますと、「友達と群れない人の特性は?」「恋人に嫉妬する傾向が強い人はどういう恋愛観を持っている?」「痩せたい人は自分に自信がない?」「女子大生の自立心は母親との心理的距離が影響する?」と多種多様で、私自身も現代青年の心を楽しく勉強させてもらっています。
 ところでゼミ生は、ゼミや卒論に対してどの様な感想を持っているのでしょうか?ゼミ生に聞いてみました。

 ゼミでは、勉強の時はしっかり取り組み、遊ぶ時は先生を含めて全力で遊び、きちんとメリハリがついていると思います。卒論は大変ですが、何より自分のやりたい分野を行う事が出来るので楽しい事も多いです(4年生 Aさん)

 3回生のうちから卒論のテーマとなる材料を探していくので、それほど卒論に対して大きな不安はなく進められて良かったです。一つひとつ段階を踏んで進めていけているので自分が今何をしているのかがよくわかり、着実に進められていると感じています(4年生 Bさん)

 卒論に取り掛かる前は、書き上げることが出来るのか不安でしたが、ゼミが和気あいあいとしているおかげで、発言しやすく皆で協力して取り組める環境でとても良かったです(4年生 Cさん)


 卒業論文作成もラストスパート。12月の本提出に向けて、修正と推敲の日々が続きます。提出後の打ち上げを楽しみに頑張ろう!

松島ゼミ
ラフコピーが完成して、ひとまずホッとしているゼミ生

 報告:松島るみ  


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「自信のないわたし」 盛況御礼とご報告

2013年10月28日

 去る10月20日(日)に心理学部・大学院心理学研究科主催の公開講座が開催されました。この日は、あいにくの雨模様でしたが300人を超える方にご来場頂きました。足元の悪い中、ご来場頂いたみなさま、ありがとうございました。
 講座は「自信のないわたしー学校で、家庭で、できる・できた・自分が好きと思える力を育てるー」と題し、第1部では本学教員である菅井啓之教授、藤川洋子教授の講演、第2部では廣瀬直哉教授も加わったパネルディスカッション、総合司会は高井直美教授が担当という構成でした。手前みそですが、私たち心理学部スタッフがお届けした講座の内容をご報告させてください。  続きを読む


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廣瀬ゼミの紹介

2013年10月25日

 「行動観察ゼミ」を担当している廣瀬直哉です。このゼミでは、人の様々な行動を観察することを通して、心理学の研究の仕方を学生に学んでもらっています。
 今回のゼミ紹介では、3回生のゼミ学生たちに紹介文を書いてもらいました。

 女子6人の少人数のゼミなので、とても発言しやすい空間で授業を行なっています。みんなとてもお喋り好きで、自由で、ほんわかしたゼミです!とてもフランクなゼミではありますが、とは言え「ゆるゼミ」ではありません。楽しむ時と勉強に集中する時のメリハリをしっかりと持ち、基本的に皆真面目なので毎回先生と相談しながら、自分たちで課題を設定し積極的に取り組んでいます。
 廣瀬先生は、ゼミ生がディスカッションしている時にその道しるべをしてくれます。学生主体のゼミなので、まだ何をしたいか決まっていない人も、逆に何かしたいことが決まっている人も、のびのびと活動することができると思います。


 ゼミの様子(行動観察室にて)
 ゼミの様子(行動観察室にて) 
 
 報告:廣瀬直哉
  


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国際バレーボールセミナーの様子

2013年10月20日

 心理学部教員の内田和寿です。私は、バレーボール研究の一環で10月10日から5日間、タイ(Thailand)で開催された国際バレーボールセミナーに参加してきました。
 近年、タイのバレーボールレベルは急速に向上し、その知識を吸収しようとアジア諸国の多くの指導者がタイで開催されるセミナーに参加します。セミナーに参加すると、諸外国の文化や教育、スポーツ指導等についても情報交換することができます。

オープニングセレモニー
 オープニングセレモニー

 タイの女子チームは先日アジア選手権で優勝し、アジア代表として11月に日本で開催される大会に参加するのですが、監督やコーチがセミナーのパーティーに来て、参加者を歓迎してくれました。

 パーティーにて  
 パーティーにて(一番背の高い人がタイの監督です)

 報告:内田和寿  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:00研究活動

バレーボール同好会の紹介

2013年10月18日

 心理学部教員の内田和寿です。今回は、私が顧問のバレーボール同好会を紹介します。チームは心理学部の学生がキャプテンを務め、11月30日(土)と12月1日(日)に本学で開催されるカトリックスポーツ大会に向けて少数精鋭で日々練習に励んでいます。
 カトリックスポーツ大会とは、東京の聖心女子大学と岡山のノートルダム清心大学と本学を中心に、バスケットボール、テニス、バドミントン競技で競い合い、交流を深める目的で開催される10年以上続く大会です。バレーボールは公開競技として3年前から開催され、まだ本学は優勝したことがなく、今年こそはと意気込んでいます。
 心理学部の学生の活躍は大会終了後、改めて紹介します。

バレーボール同好会
 バレーボール同好会のメンバー

 報告:内田和寿  


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収穫の秋

2013年10月14日

 心理学部教員の藤川洋子です。暑い夏がなかなか終わらないと思ったら、台風が次々にやってきて、日ごろお天気には無頓着な私も天気予報をチェックするようになりました。収穫の秋に向けて、災害が少ないといいですけどね。
 さて、私は今年、何を収穫するのでしょうか。専門は犯罪心理学、ことに少年非行、発達障害、司法面接といったところですが、専門家が多くないので、よく原稿や講演の依頼をいただきます。同じことを書いたり、しゃべったりしているとひんしゅくを買いますから、調べものをしたり、現場に出かけて行ったりします。調べることはパソコンのお蔭でずいぶん楽になりました。しかし、百聞は一見に如かずと言われてきたように、現場のエッセンスは行ってみないと分かりません。
 この夏はボストンにある非行系、発達障害系の2施設を見学しました。姉妹校のレジス大学も訪問しましたよ。さて、そこから何を実らせることができるのか、自分を励ます毎日です。

レジス大学にて
   レジス大学にて

報告:藤川洋子
  


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小児医療ボランティア活動続編(NDシアター9/20編とその後)

2013年10月10日

 少し前に9月12日の活動報告をしました、NDシアターの続編をお届けします。
 先月の9月20日には、ミッキーチームが京都府立医科大学付属病院の小児医療センターにお邪魔しました。
このチームは心理学部、大学院心理学研究科、生活福祉文化学部、人間文化学部の学生ボランティアメンバー5名で編成されています。  続きを読む


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ラフコピー

2013年10月07日

 心理学部教員の佐藤睦子です。ただいま、4年生は卒業論文のラフコピー作成に向けて一生懸命頑張っています。ラフコピー提出というのは、ほとんど卒業論文ができていて、あとは多少の修正を加えるのみ、という状態での提出です。ゼミ生さんによって進度が違うので、足並みをそろえるのがとっても難しいのですけれども、10月15日の提出を目指して、みんなで声をかけ合いながら頑張っている姿が頼もしいです。
 「論文」というまとまった量の文章が書けるのは、大学でのこれまでの学びを総まとめしている印象です。1年生から積み重ねてきた知識・経験を4年生になって「論文」という形にできるようになるのは、素晴らしいと思います。1年生の時には、高校生に近かった彼女たちが、4年生になるころには、「論文」として学びを結晶化できるのです。そんな若いエネルギーを目の当たりにできて、この金木犀(キンモクセイ)香る時期は、毎年感動する時期でもあります。

 報告:佐藤睦子  


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行動観察からわかる性格 ーモルモットの事例よりー

2013年10月04日

 心理学部教員の高井です。専門は発達心理学で、研究では人間の子どもの観察等を行いますが、家ではモルモットを飼っています。私がモルモットを飼うのは2匹目ですが、性格には個体差があるようです。前に飼っていた子は怖がりでケージの外に出たがりませんでしたが、2匹目の子は、探究心旺盛で、「フンフン♪♪」と鼻歌のような機嫌のよい発声をしながら、ケージから飛び出して部屋の中を歩き回り、さんざん探索して自分からケージに戻ります。人間の赤ちゃんも、積極的に知らない所を探索しようとする子と、外出すると不安になり、お母さんの傍を離れない子がいますので、よく似ていると思います。
 そして、散策の途中、冷蔵庫の前に行っては、強く「キーキー」と発声します。まるで「この中にキャベツが入っているのを私は知っている!」と訴えているようです。人間で言うと0歳後半くらいの知能はあるのかもしれません。モルモットの観察は、本当に面白いです。

好物のキャベツを食べるMちゃん(生後6ヶ月)
好物のキャベツを食べるMちゃん(生後6ヶ月)

 報告:高井直美


  


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