現代人間学部 心理学科

京都北山マールブランシュ本店見学

2014年06月26日

 現代心理専攻の「心理・教育フィールド研修b」の様子を引き続きお伝えします。前回の報告は、こちら。
 6月9日に授業の一環として、本学と同じ北山にある「マールブランシュ京都北山本店」を訪問させて頂きました。スイーツやギフト、商品のパッケージやデザイン、そして、販売員の皆様のおもてなしの心が溢れる接客を直接見せて頂くことで、マールブランシュの「京都クオリティ」と呼ばれる「素材・技・心」という3つの「こだわり」を感じ取ることが出来ました。本店見学での学びを今後の分析や報告に活かしていきたいと考えています。


この日は「マールブランシュ京都北山本店」でレクチャーを受けました。


季節感を重視した商品ラインナップや素材のこだわりに関して、
販売員の方が説明して下さいました。


オリジナリティのあるパッケージにも興味津々の受講生。 

 さて、授業ではスイーツや女子大学生のライフスタイルに関する調査を行うため、3つのグループに分かれて調査項目の検討を行ってきました。3つのグループとは、①女子大学生のライフスタイルを調べるグループ、②スイーツやカフェでの消費傾向や月々の支出について調べるグループ、③スイーツやスイーツ専門店の好みを調べるグループです。
 店内見学の後には、マールブランシュ事業部の皆様より、3グループの調査内容についてご意見を伺える機会もあり、様々な助言を頂くことが出来ました。


本店見学を終え、調査項目の見直しを行っています。

 時間をかけて検討してきた調査内容も固まり、いよいよ調査実施への準備が整いました。 今後は、7月の調査実施を経て、8月の集中講義でデータの分析を行っていく予定です。


皆で案を出し合った調査用紙がついに完成しました!

報告:尾崎仁美・松島るみ  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:00講義の様子

工藤ゼミの様子(「堕落論」ではなく「駄洒落論?!」)

2014年06月12日

 このゼミでは国語科教育を軸にして研究していますが、昨年度、駄洒落を研究対象にして、卒論を書いた学生さんがいます。卒論のテーマは『駄洒落論』で、坂口安吾の『堕落論』にちょっと似ていて、テーマが気に入っていたようです。
 駄洒落はあまり研究対象にする人もおらず、先行文献も少ないので、学生さんは自分自身でたくさんの駄洒落を分類し、誰かが駄洒落を言っているのを聞くと、自分で分類した駄洒落の種類に即座に当てはめることができるようになりました。卒論では、さらに小学校の国語の教科書に出てくるだじゃれを整理し、小学校の国語で駄洒落を有効に使う方法を提案しています。
 駄洒落を研究する人は少ないけれど、よく見てみると、世の中は駄洒落に満ち溢れています。そこで、今年度のゼミ生に「 商品名に駄洒落を使ったもの」を集めてもらうことにしました。 例として挙げたものは、大阪で売られている「面○○恋人」です。
 ゼミ生の集めてきたものは著作権の関係で紹介できませんが、チョコレートやスナック菓子のような商品名やご当地キャラクターの名前などにも駄洒落は大変多く使われています。学生の感想を一部紹介します。

 「私はキャラクターとその商品、受験シーズンなど期間限定のお菓子に限定して駄洒落を調べましたがそれでもたくさんのキャラクターや商品が出てきて驚きました。知りないうちに見過ごしていただけでもっともっとたくさんの駄洒落が世の中にはあるのだという事に気付きました。」


ゼミ生の集めてきた駄洒落の一部を紹介します。

 ゼミではもちろん卒論を書くための勉強もするわけですが、今後は、駄洒落も含めた「ことば遊びゲーム」に注目していきたいと思っています。

報告:工藤哲夫
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 15:00ゼミ紹介

「自然と遊ぼう!-初夏の巻-」ND遊びプロジェクト2014 無事終了!

2014年06月05日

 先日、このブログで本プログラムの準備風景をご紹介しましたが、その本番のご報告です。
 心理・教育フィールド研修a「自然と遊ぼう!」準備風景はこちらから。
5月25日(日)は、最高のお天気に恵まれ、心地よい風のそよぐ森の中にたくさんの親子が集まって楽しい活動を行うことができました。参加家族は33家族、52名のお子さんや親御さん、学生・院生・教職員スタッフを含めて総勢140名が京都御苑「母と子の森」を散策し、自然観察やクラフト活動を行いました。


みんなで森を散策

 散策では、思い思いに松ぼっくりや枯れ枝を拾ったり、鳥の声に聴き入ったり、虫の観察をしました。理科教育担当の菅井先生の解説で、松ぼっくりにはネズミの齧った痕を見つけ、「チュピチュピ」と鳴くのはシジュウカラだと教わりました。また、森のお掃除屋のゴキブリやムカデにミミズといった、大人はぎょっとしそうな虫でも、菅井先生がさっと捕まえてシャーレに入れると子どもたちは夢中になって観察をしていました。


大きなミミズの観察中

 最終地点、「森の文庫」では、グループに分かれてクラフト活動を行いました。図工科教育担当の藤本先生が考案したアルミ針金の「やじろべえ」と紙コップと紙皿でできた「紙皿てんびん」では、子どもたちが自由に色付けや顔を描いてひと工夫。理科的、物理的な知識はまだ分からなくても、体験的、感覚的に拾ってきた松ぼっくりをやじろべえにつけて、距離や腕の曲がり方を調整してバランスをとっていました。


やじろべえ、上手にバランスをとっています。


紙皿てんびんにやじろべえをのせてモビールみたいにしてみる子も

大きなてんびんで重さを目で楽しみ、心理学の実験「重量弁別」の器具を使いながら、自分の感じる重さについて考えてみたり、重さ当てクイズに挑戦したり、学生たちも一緒に楽しみ、子どもたちの好奇心や探索心に触れることができた一日でした。


大型のてんびん、つりあうかな?

参加したお子さんは小さな幼児さんから、小学生まで年齢の幅も広かったため、学生スタッフもそれぞれの年齢に合わせて遊ぶように心がけていましたが、試行錯誤もあったようです。また、11月2日には次回「自然と遊ぼう!-秋の巻-」を予定しています。今回の経験を活かして秋の自然を楽しめるように、「心理・教育フィールド研修a」の授業では、そろそろ準備を始めます。ご期待ください。


スタッフ全員で記念撮影

報告:高井直美・藤本陽三・伊藤一美・薦田未央  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:00イベント学科のトピック
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