現代人間学部 心理学科

夏休み前の合同ゼミ<薦田ゼミ>

2015年07月26日

 7月も終わりに近づき、前期最終授業、前期末試験と学生さんは試験勉強に忙しい時期になりました。
4回生は、卒業論文研究の最初のピークを迎えています。実験・調査研究をする学生にとっては、夏休み前に実験・調査協力者を募集し、データ収集をする追い込みの時期であり、文献研究をする学生にとっては、資料収集に追われる時期です。共に、夏休みがデータ、資料分析の山場になるはず・・・?!です。

 薦田ゼミでは、毎年恒例で夏休み前に3、4回生合同ゼミを開催し、4回生が卒論研究中間発表をします。これは、4回生にとっては少々過酷な課題ですが、ありのまま「今、何をどのくらい進められているか」を発表してもらうことで、自分の研究の進み具合を振り返ってもらったり、少しスピードアップしなければと自覚する機会になっています。また、3回生にとっては、先輩の発表から卒論研究のプロセスやタイムスケジュールを実感してもらうという機会にもなっています。
 教員である私自身は子どもの心理や発達支援に関することが専門領域なのですが、今年のゼミ生の卒論研究はバラエティに富んでいて、「強迫性傾向の心理」「特別支援教育における課題」「大学生における子ども観の形成」「懐かしい音楽による心理効果」「女性コミックの流行と女子大生の恋愛観」「SNS疲れの心理」と、それぞれ関心のある領域・テーマを掘り下げた研究を進めています。



 4回生は、これまで悩みながらも着々と進めていることをうまくまとめてプレゼンテーションしてくれたので、3回生からは、率直なコメントや質問がたくさん出てきて、時間ぎりぎりまで質疑応答が続きました。3、4回生共に、気づきのある時間だったのではないかと思います。



 3回生は、次週、学外フィールドワークもどき??を予定していますが、自分でどんなテーマを深めるかについて考えるオリエンテーションで前期の締めくくりです。そして、4回生は、就職活動や採用試験、進学試験と同時並行で、夏休み中に卒論の執筆を進めていきます。時に煮詰まったり、くたびれることもあるでしょうけれど、最後までしっかり仕上げられるように、時々ゼミでも気分転換しながら、頑張っていきましょう!

 
報告:薦田未央  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:00講義の様子ゼミ紹介

「心理・教育フィールド研修b」が今年も始まりました!

2015年07月19日

 今年で2年目となる「心理・教育フィールド研修b」ですが、昨年度に引き続き、今年度も京都北山マールブランシュ(株式会社ロマンライフ)様にご協力いただき、5月から授業がスタートしました。
 5月22日(金)には、マールブランシュ事業部の営業部のご担当者が講師としてお越し下さいました。商品開発やパッケージデザイン、広報戦略など、普段の授業では聴くことのできない貴重なお話に、学生たちも熱心に耳を傾けていました。


引き締まった表情で話に聴き入り、講義の後には積極的に質問をしていました。

 この日、学生たちに提示された課題は、「今後、より地元“京都”のお客様に愛される洋菓子メーカーになるためにやるべきことは何か?」というものです。
 この課題解決に向けた提案をするため、翌週からアンケート調査の準備に取り掛かりました。調査内容や調査項目について何度も検討を重ねた末に、先日ようやくアンケート用紙が完成しました。


どのような調査項目を設定すべきか、積極的に意見を出し合いました。

 今年度は、主に京都市内にお住まいの女性の方々を対象に、スイーツやスイーツ店に関する調査を実施することになりました。現在は、本学教職員を始め、関係者の方々にご協力を頂きながら、受講生たちが調査を進めているところです。調査にご協力くださった皆様には、この場をお借りしてお礼申し上げます。


皆で意見を出し合った調査用紙がようやく完成しました!

 この後、9月の集中講義にて分析を行い、10月の報告会にて、受講生がマールブランシュ様に対して分析結果を踏まえた提案を行う予定です。

報告:心理・教育フィールド研修b 授業担当者 松島るみ・尾崎仁美
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:00講義の様子学生の様子学科のトピック
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