2017年度の卒業式が行われました
2018年03月28日
寒さと温かさの入り混じる3月10日(土)に、卒業式が行われました。
ノートルダム女子大といえば、アカデミック・ドレス。
「ガウン」と「バチェラー・キャップ」を身につけて巣立ちます。
学科によってガウンの上から被る「フード」の色が異なります。
心理学科はほんのり赤い「サーモンピンク」。
今から2列でホールに入場します
ひとりひとり、学長から卒業証書を手渡されます。
卒業生・修了生は、みな凛としてとても美しく、厳かな雰囲気の中で巣立っていきました。
学科別に並ぶと、フードの色が縞模様になります。
夕方からは、ホテルに場所を変えての卒業記念パーティ。
パーティ委員さんたちの企画で、ゲームやスライドショーなど、とても楽しい3時間でした。
その中で毎年、学科教員による出し物がありまして・・・。
今年は学校心理専攻の住本先生のご指導、古庵先生のピアノ伴奏のもと、「行進ができない・学歌をうまく歌えない学生が成長する」コント。
落ちがついたような、つかないような・・・それなりに楽しんでもらえたかな?
藤本先生お手製のアカデミックドレス。結構似合うでしょ
社会に出ていくと、きっといろんなことがあるでしょう。
心理学科で過ごした時間が一人一人の力となりますように。
色とりどりの個性的な花として、それぞれのフィールドで咲きますように。
ここは母校です。ぜひまた遊びに来てくださいね。
ほんとうに、おめでとう!!
報告:心理学科 広報係
ノートルダム女子大といえば、アカデミック・ドレス。
「ガウン」と「バチェラー・キャップ」を身につけて巣立ちます。
学科によってガウンの上から被る「フード」の色が異なります。
心理学科はほんのり赤い「サーモンピンク」。
今から2列でホールに入場します
ひとりひとり、学長から卒業証書を手渡されます。
卒業生・修了生は、みな凛としてとても美しく、厳かな雰囲気の中で巣立っていきました。
学科別に並ぶと、フードの色が縞模様になります。
夕方からは、ホテルに場所を変えての卒業記念パーティ。
パーティ委員さんたちの企画で、ゲームやスライドショーなど、とても楽しい3時間でした。
その中で毎年、学科教員による出し物がありまして・・・。
今年は学校心理専攻の住本先生のご指導、古庵先生のピアノ伴奏のもと、「行進ができない・学歌をうまく歌えない学生が成長する」コント。
落ちがついたような、つかないような・・・それなりに楽しんでもらえたかな?
藤本先生お手製のアカデミックドレス。結構似合うでしょ
社会に出ていくと、きっといろんなことがあるでしょう。
心理学科で過ごした時間が一人一人の力となりますように。
色とりどりの個性的な花として、それぞれのフィールドで咲きますように。
ここは母校です。ぜひまた遊びに来てくださいね。
ほんとうに、おめでとう!!
報告:心理学科 広報係
平成29年度「京都いのちの日シンポジウム」に心理学研究科院生と教員が登壇しました!
2018年03月21日
3万人を超えていた日本の自殺者数は、自殺防止対策の効果もあって2012年からようやく2万人台となりその後も減少傾向にありますが、それでもまだまだ多いのが現状です。
京都府では、3月1日を「京都いのちの日」と定め、昨年度に引き続き(昨年度記事をリンク)、今年も同日に「京都いのちの日 シンポジウム」が行われました。
本学心理学研究科教授の河瀬雅紀先生(京都府自殺対策推進協議会会長)と、河瀬先生の大学コンソーシアム京都開講科目「若者と自殺―いのちのリレー講座―」の履修生2名が登壇し、本学の臨床心理学専攻1年の児玉祐実さんもパネリストをつとめました。
まず、ベストセラーとなった『嫌われる勇気』の著者としても有名な、哲学者でアドラー心理学の研究者でもある 岸見一郎先生が「生きづらさからの脱却」というタイトルで基調講演され、「人間は生産性ではなく、存在していることに価値がある」と繰り返し強調されました。
岸見先生の基調講演
後半は、河瀬先生のコーディネートで、岸見先生と児玉さんたち学生が加わってのパネルディスカッションとなりました。
児玉さんは、臨床心理士を目指しており、学部生のときからリレー・フォー・ライフというがん患者さんとご家族のためのチャリティーイベントの企画運営などにも携わり、いのちについて実社会での活動を通じて考えてこられた院生さんです。
このパネルでは、うつ病と自殺の関係についてクイズ形式での説明やご自身の思いを語ってくれました。
児玉さんは、少しでも様子が違うな、と思ったら、
「ごはん食べられてる?」「眠れてる?」を声をかける、
気にかけている、ということをちゃんと言葉で伝えていく、
そしてそばにいることの大切さ
を、丁寧に聴衆に伝えられました。
基本的な情報をクイズも交えながらフロアに伝えました
今回の経験について、児玉さんは次のようにコメントを寄せてくれました。
-----------
これまで「いのちのリレー講座」にて身近にある自殺の問題について様々なことを学んできましたが、今回シンポジウムに参加させていただいたことで、その問題についてより深く考え、学ぶことができました。
会場に来られたたくさんの方々とともに、いのちの大切さについて改めて考えることができた一日だったと思います。
噛まずにお話できるかな、皆聴いてくれるだろうか、と不安に思うこともありましたが、終わってから振り返ると、準備期間も含めて良い経験をさせていただいたと感じています。
今回得られた貴重な経験をこれからの学びや活動に生かしていきたいと思います。
-----------
パネリストとフロアのやりとりもあってとても和やかなシンポジウムとなり、夕方のNHKニュース(京都版)でも取り上げられました。
河瀬先生、児玉さん、お疲れさまでした。
報告:心理学科 広報係
京都府では、3月1日を「京都いのちの日」と定め、昨年度に引き続き(昨年度記事をリンク)、今年も同日に「京都いのちの日 シンポジウム」が行われました。
本学心理学研究科教授の河瀬雅紀先生(京都府自殺対策推進協議会会長)と、河瀬先生の大学コンソーシアム京都開講科目「若者と自殺―いのちのリレー講座―」の履修生2名が登壇し、本学の臨床心理学専攻1年の児玉祐実さんもパネリストをつとめました。
まず、ベストセラーとなった『嫌われる勇気』の著者としても有名な、哲学者でアドラー心理学の研究者でもある 岸見一郎先生が「生きづらさからの脱却」というタイトルで基調講演され、「人間は生産性ではなく、存在していることに価値がある」と繰り返し強調されました。
岸見先生の基調講演
後半は、河瀬先生のコーディネートで、岸見先生と児玉さんたち学生が加わってのパネルディスカッションとなりました。
児玉さんは、臨床心理士を目指しており、学部生のときからリレー・フォー・ライフというがん患者さんとご家族のためのチャリティーイベントの企画運営などにも携わり、いのちについて実社会での活動を通じて考えてこられた院生さんです。
このパネルでは、うつ病と自殺の関係についてクイズ形式での説明やご自身の思いを語ってくれました。
児玉さんは、少しでも様子が違うな、と思ったら、
「ごはん食べられてる?」「眠れてる?」を声をかける、
気にかけている、ということをちゃんと言葉で伝えていく、
そしてそばにいることの大切さ
を、丁寧に聴衆に伝えられました。
基本的な情報をクイズも交えながらフロアに伝えました
今回の経験について、児玉さんは次のようにコメントを寄せてくれました。
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これまで「いのちのリレー講座」にて身近にある自殺の問題について様々なことを学んできましたが、今回シンポジウムに参加させていただいたことで、その問題についてより深く考え、学ぶことができました。
会場に来られたたくさんの方々とともに、いのちの大切さについて改めて考えることができた一日だったと思います。
噛まずにお話できるかな、皆聴いてくれるだろうか、と不安に思うこともありましたが、終わってから振り返ると、準備期間も含めて良い経験をさせていただいたと感じています。
今回得られた貴重な経験をこれからの学びや活動に生かしていきたいと思います。
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パネリストとフロアのやりとりもあってとても和やかなシンポジウムとなり、夕方のNHKニュース(京都版)でも取り上げられました。
河瀬先生、児玉さん、お疲れさまでした。
報告:心理学科 広報係