現代人間学部 心理学科

心理・教育フィールド研修b その後(加加阿365祇園店のバレンタインデー)

2017年02月10日

 2016年度の「心理・教育フィールド研修b」では,「バレンタインの時期に,マールブランシュのチョコレート専門店“加加阿365祇園店”で販売する商品を考える」ことを目標に授業を進めてきました。 【授業<報告会>の様子はこちら】

 今回,「加加阿365祇園店」に受講生達をお招き下さり,1月16日(月)の一般販売より前に,「バレンタインデーの新商品」を披露して下さいました!チョコレートが披露された瞬間は,受講生達から歓声が上がりましたが,可愛らしく,華やかなチョコレート一つ一つに込められたコンセプトや京都らしさを感じられる様々な素材について説明をして頂きました。また,今年度のマールブランシュ様の「心ばかり」というバレンタインテーマについても,マーケティング室の皆様と加加阿365祇園店の店長様よりお話しをして頂きました。

心理・教育フィールド研修b その後(加加阿365祇園店のバレンタインデー)
今回の研修のフィールドとも言える
マールブランシュのチョコレート専門店 “加加阿365祇園店”

心理・教育フィールド研修b その後(加加阿365祇園店のバレンタインデー)
マーケティング室室長自らが新商品をご紹介下さいました

心理・教育フィールド研修b その後(加加阿365祇園店のバレンタインデー)
店長からも新商品のコンセプトや商品の背景を説明して下さいました

 この授業では,受講生自らが商品を企画・販売する立場になってバレンタインデー商品を企画したため,今回お話し下さった制作者側の商品に込める「想い」が,授業前に比べると理解が出来る様になったのではないかと思います。
 

ここからは受講生のSさんに,感想を述べてもらいます

 「最終報告会」でマールブランシュ様より新商品発表のご提案をして頂いてから,この日をずっと楽しみにしていました。今回,私たちのために商品のディスプレイやウェルカムドリンクまで用意して下さり,おもてなしの心がとても嬉しかったです。そして,今年のバレンタイン商品について試食をさせて頂きながら一つ一つ丁寧に説明をして下さいました。

 私たちが授業で提案した商品についてもコンセプトは設けていましたが,京都には「こころばかり」の金封をもち歩き,ちょっとお世話になった方に気持ちをお渡しするという文化があり,そのことを参考にもう一歩踏み込んで考えられた商品企画にプロの仕事を感じることが出来ました。

 京都で作られた食材を使用したり,日本人の好みに合うようアレンジされていたり,細部にまでこだわりがあって大変勉強になりました。

 受講生に人気があった商品は,バレンタイン限定の「京サブレ(ヘーゼルナッツ×ミルクチョコレート)」です。バレンタイン以外の期間でも販売して頂きたいほど,ほろほろとした食感がとても美味しかったです。
 また,「ほろほろ佇古礼糖」もそれぞれのフレーバーごとに食感や風味が違って,受講生それぞれにお気に入りがあったため,是非食べ比べをして頂きたい商品です。
 お話を伺っていると昨年とは違った商品展開のために苦労された点もあったそうです。私たちも最終報告会直前まで,500円前後で商品を提供するためにはどうしたらいいのかとても悩みましたが,今回実際に答えの一つとなる商品を自分たちの目で見ることが出来て良かったです。

 他にも今年はデパートに催事場を設けられるそうで,私たちが当初考えていた提案内容が実現することになり,嬉しく思いました。これで心理・教育フィールド研修bの講義は全て終了してしまい,とても寂しく感じています。
 最後まで私たちに真剣に向き合って下さった,マールブランシュのマーケティング室の皆様には本当に感謝しております。今回の経験を今後社会で活かしていけるようにこれからも頑張っていきたいです。

他の受講生にも感想を尋ねました。

【Fさん】
 授業で読みとったデータの結果があながち間違っていなかったと,今回の新商品の紹介で感じました。また,コンセプトやどの様なことを考えてこの商品になったのかなどの伝え方が,私たちの時のプレゼンとはまた違いとても参考になり,とても貴重な体験ができました。
【Tさん】
 加加阿さんは新しい挑戦をしたと仰っていました。大丸京都店でイベントブースを設置されたり,低価格の商品,若者に好まれる味の新商品の展開等で,たくさんの方に加加阿さんの魅力を知っていただけると感じました。京都の魅力とバレンタインを上手く結びつけられており勉強になりました。
【Sさん】
 人生で初めて,一般の方よりも早くお菓子が食べられる試食会というものに参加しました。始めのウェルカムドリンクにはどうしたらいいのか,あたふたしてしまいました(笑)そして,バレンタインで実際に提供されるチョコレートを試食しました。どれも”京都らしさ”が溢れ出ていて,食べていて気持ちがほっこりしました。個人的にオススメなのは「心ばかりほろほろ佇古礼糖」の「黒豆きなこ」です!!!しかもこれは税込432円とワンコインで買えることも特徴的です。前期から後期の始めまで行ってきた授業でしたが,最後にお楽しみがあるとは思っていなかったので,大変な時期もありましたが授業を受けてよかったなと改めて思っています。

 今回,受講生が20歳代の大学生・社会人に行った調査では,恋人・好きな人,家族,友人・・に,愛情や感謝を伝えたい,バレンタインデーのイベントを楽しみたい等,それぞれの想いを持ってチョコレートを贈っていることが明らかになりました。

 今年のバレンタインデーも近づいてきました。皆さまはどの様な楽しみ方をされますか?

心理・教育フィールド研修b その後(加加阿365祇園店のバレンタインデー)
加加阿365祇園店のキャラクターであるまねき猫,「加加阿ちゃん」のポーズで


報告: 心理・教育フィールド研修b授業担当 尾崎仁美・松島るみ



Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:00│講義の様子学生の様子

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