「若者と自殺~いのちのリレー講座~」がはじまりました
2017年04月30日
4月27日(木)に「若者と自殺~いのちのリレー講座~」の第1回目講義を、京都駅前のキャンパスプラザでしました。
本講座は「大学コンソーシアム京都」の開講科目で、他大学の学生や市民も受講できます。
第1回目は日本のデータと先進国をはじめとする世界各国のデータを比較し、日本の自殺の現状と課題について概観しました。
日本の自殺者数は7年連続で減少していますが、若年層の自殺死亡率は横ばいで先進7カ国では最も高くなっています。
そこで講義では、社会的マイノリティ・偏見や精神障害の罹患などにより自立と自分探し・自分づくりという青年期の課題の達成に困難を来し、社会的に孤立していく過程で自殺に結びつくことを示しました。
そして、青年が抱える困難から自殺の対策を一緒に考えていく機会となるようにしました。
第1回目の講義の様子
本講座は昨年度から開いていて、今回は8大学からの学生と一般市民の方々が受講しています。
全15回を通して、皆さんと意見交換が出来ることを楽しみにしています。
報告:河瀬 雅紀
本講座は「大学コンソーシアム京都」の開講科目で、他大学の学生や市民も受講できます。
第1回目は日本のデータと先進国をはじめとする世界各国のデータを比較し、日本の自殺の現状と課題について概観しました。
日本の自殺者数は7年連続で減少していますが、若年層の自殺死亡率は横ばいで先進7カ国では最も高くなっています。
そこで講義では、社会的マイノリティ・偏見や精神障害の罹患などにより自立と自分探し・自分づくりという青年期の課題の達成に困難を来し、社会的に孤立していく過程で自殺に結びつくことを示しました。
そして、青年が抱える困難から自殺の対策を一緒に考えていく機会となるようにしました。
第1回目の講義の様子
本講座は昨年度から開いていて、今回は8大学からの学生と一般市民の方々が受講しています。
全15回を通して、皆さんと意見交換が出来ることを楽しみにしています。
報告:河瀬 雅紀
Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 19:14│講義の様子