心理・教育フィールド研修 b(北山マールブランシュ様へ中間報告会の様子)

京都ノートルダム女子大学心理学科

2016年10月16日 07:00

 5月から始まった今年度の「心理・教育フィールド研修b」では、前年度に引き続き京都北山マールブランシュ(株式会社ロマンライフ)様にご協力頂き、7名の受講生(3年生5名、2年生2名)が最終報告会での成果発表に向けて作業に励んでいるところです。今回はこれまでの授業過程を振り返ってみたいと思います。

 5月20日には、株式会社ロマンライフのマーケティング室の室長、秋田博一様と西岡瞳様より、マーケティングの考え方やマーケティング調査について講義をして頂いた他、本授業で解決する課題(最終アウトプット)を提示して頂きました。本年度の課題は「20代 京都市在住の女性をターゲットカスタマーとして、そのお客様に使って頂けるよう、バレンタインの時期に、マールブランシュのチョコレート専門店“加加阿365祇園店”で販売する商品を考える」という内容です。

  
 
 6月24日には、「加加阿365祇園店」を見学させて頂き、スタッフの方から商品の背景やチョコレートのこだわり等を説明して頂き、提案内容を検討する際の情報収集を行いました。

 

 また、受講生は、課題を解決するために質問紙調査を実施し量的なデータを分析すると共に、アンケートの質的な情報をもとに、「KJ法」を実施し、数値だけでは捉えきれない、消費者の思いをまとめる作業も行いました。

 

 9月30日には、中間発表会を行い、現時点での提案内容をマールブランシュのご担当者様に聞いて頂き、提案内容に対する評価をして頂いた他、課題の提案に至るまでの過程をより大切にするというご指摘や、聞き手を説得させるためのプレゼンの展開方法等について貴重なご意見を頂きました。

 

 最終報告会では、受講生からどの様な提案がなされるのか、またその様子は追ってご報告したいと思います。

報告者 松島るみ

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