発達障害者支援センター「かがやき」を見学しました -心理・教育フィールド研修d-
2017年09月16日
「心理・教育フィールド研修d」は、心理カウンセリングや心理支援の現場を見学・体験する授業です。
例年、9月の集中講義として行われ、医療機関、家庭裁判所などの司法機関、福祉施設、教育相談機関などの施設を訪問します。
そして、社会の中でどのような役割を担っているのかを知り、どんな方々が働き、心理的な支援がどのように行われているのか、生の現場に触れる機会になっています。
今回、9月11日には、発達障害者支援センターを8名の受講生が訪問しました。
発達障害者支援センターは、2005年施行の発達障害者支援法に基づき設置され、京都市では「かがやき」という名前で親しまれています。成人の発達障がい者の方々の生活や就労を支援に加えて、子どもたちのアセスメント(評価)を行っています。

説明後、学生からたくさん質問の挙手が多くありました
副センター長の辻さんからセンター全体と成人への支援について説明いただいたのち、NDの先輩でもある灘さんから、子どもたちへの支援についての話を伺いました。
そのあと、相談室や指導室、道具類を見せていただくなかで、授業で習っている「構造化」ということが実際にどのように組み立てられているのか具体的に理解できたと思います。
また、使用している道具は子どもたちの特性に合わせた手作りのものがたくさんありました。直接子どもに接するまでの準備段階で、どれだけ細やかな配慮がなされているのか、見えない労力を垣間見ることができました。

アセスメントや指導のための道具を紹介いただいたり

スケジュールの構造化を具体的に教えていただきました
学生たちからたくさんの質問があり、辻さん、灘さんが丁寧に答えてくださいました。センターの業務にかかわることだけでなく、灘さんがどのようにその仕事に進んだのか、その中で当事者の方たちへのイメージがどう変わっていったのか、自分たちのこれからの進路を重ね合わせながらの質問もありました。
先輩としてお答えくださる灘さんの素敵な姿に、かつて学生のころを知る一教員として、それはそれはうれしい光景でした。
貴重な機会をいただき、ほんとうにありがとうございました。
報告:伊藤 一美
例年、9月の集中講義として行われ、医療機関、家庭裁判所などの司法機関、福祉施設、教育相談機関などの施設を訪問します。
そして、社会の中でどのような役割を担っているのかを知り、どんな方々が働き、心理的な支援がどのように行われているのか、生の現場に触れる機会になっています。
今回、9月11日には、発達障害者支援センターを8名の受講生が訪問しました。
発達障害者支援センターは、2005年施行の発達障害者支援法に基づき設置され、京都市では「かがやき」という名前で親しまれています。成人の発達障がい者の方々の生活や就労を支援に加えて、子どもたちのアセスメント(評価)を行っています。

説明後、学生からたくさん質問の挙手が多くありました
副センター長の辻さんからセンター全体と成人への支援について説明いただいたのち、NDの先輩でもある灘さんから、子どもたちへの支援についての話を伺いました。
そのあと、相談室や指導室、道具類を見せていただくなかで、授業で習っている「構造化」ということが実際にどのように組み立てられているのか具体的に理解できたと思います。
また、使用している道具は子どもたちの特性に合わせた手作りのものがたくさんありました。直接子どもに接するまでの準備段階で、どれだけ細やかな配慮がなされているのか、見えない労力を垣間見ることができました。

アセスメントや指導のための道具を紹介いただいたり

スケジュールの構造化を具体的に教えていただきました
学生たちからたくさんの質問があり、辻さん、灘さんが丁寧に答えてくださいました。センターの業務にかかわることだけでなく、灘さんがどのようにその仕事に進んだのか、その中で当事者の方たちへのイメージがどう変わっていったのか、自分たちのこれからの進路を重ね合わせながらの質問もありました。
先輩としてお答えくださる灘さんの素敵な姿に、かつて学生のころを知る一教員として、それはそれはうれしい光景でした。
貴重な機会をいただき、ほんとうにありがとうございました。
報告:伊藤 一美