現代人間学部 心理学科

2020年度 松島ゼミ3年次生調査研究報告

2021年01月25日

松島ゼミでは,卒業研究のベースとなるスキルを身につけるため,そして社会調査士ゼミとして,グループで調査研究を行っています。

2020年度前期はオンラインを中心にゼミを進めました。
オンラインでどこまで研究が進められるのか心配していましたが,研究テーマの決定や調査項目の設定,ウェブアンケートの作成など,チャットや音声を通して活発に意見を出し合いながら進めました。
後期は対面で,受講生同士協力してデータ分析や結果の考察を進めてきました。

今年度は,2つのグループに分かれ,①女子大学生の化粧行動 および ②身近なカフェ に関する調査研究を行いました。

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①化粧行動に関する調査
化粧への好感度による化粧観(化粧のとらえ方)や印象の違いを明らかにすることを目的として,女子大学生103名に調査を行いました。
2020年度 松島ゼミ3年次生調査研究報告
2020年度 松島ゼミ3年次生調査研究報告
 ①のテーマ:発表スライドより

以下は,①のテーマを担当したゼミ生3名の感想です。

Kさん 化粧観が人それぞれに違うことが面白かったです。
化粧はしなくても生きていけるけど,化粧をすることで印象の変化を楽しんだり,自信をつけたりと,とても魅力的なものであるなと改めて感じました。

Mさん 他の講義でもGoogleフォームの調査を行ったけど,今回のゼミ調査のように細かい分析はできなかった。
結果も分析も大変だったけど,時間をかけて頑張った甲斐があったなと思った。

Fさん 結果は予想通りのものもあれば,意外なものもあって面白かったです。
特に,化粧が嫌いな人の方が,化粧が好きな人よりも,化粧前後とも自分の顔に対して「暖かい」という評価をしていることが印象的でした。
発表はすごく緊張しましたが出来てよかったです。

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②身近なカフェに関する調査
女子大学生を中心とした女性177名を対象に,なぜ若者にスターバックスが人気なのか,スタバだけではなく,それ以外のカフェとの比較も行いながら明らかにしました。
2020年度 松島ゼミ3年次生調査研究報告
2020年度 松島ゼミ3年次生調査研究報告
 ②のテーマ:発表スライドより

以下は,②のテーマを担当したゼミ生5名の感想です。

Nさん スタバが若者に人気の理由を調査し,他のカフェと比較してみて,スタバは「スタバというブランド」が魅力であるということがわかり,スタバのブランド力の強さを改めて感じました。
また、アンケート作成や結果の集計など初めて行うことが多く苦戦することもありましたが、グループのメンバーと協力し形にすることが出来て良かったです。

Kさん 今回でスタバの企業戦略について知ることができ,スタバに対する見る目が変わった。前よりもスタバのことが好きになれた。

Hさん 色々不安だったり大変な事もありましたが,皆と協力して一つの発表を成し遂げられたことがとても嬉しかったし楽しかったです。

Eさん 他のカフェと比較することで。よりスターバックスの魅力を知ることができたと思う。
また,コロナウィルスの影響でGoogleフォームを用いての調査となったが,SPSSを使って回答を分析する力もついたので良かった。

Hさん 1つのお店を調査するにあたって,同業他社の人気要素を分解していくことで,より納得できる調査になっていくことが面白かったです。
活動を進めていく中で,まずオンラインでのスタートであったり,各作業段階において反省点が浮かび上がるなど,難しく感じることもありましたがとても勉強になりました。

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例年とは異なる状況での調査研究となりましたが,結果的には学びを止めることなく,無事に調査研究を終えることが出来ました。
ゼミ生みんなで協力して進めてきた今回の経験が今後に活かされることを期待しています!

 報告:松島ゼミ生・松島 るみ



Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 16:35│学生の様子ゼミ紹介

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