現代人間学部 心理学科

薦田ゼミの夏休み

2013年09月07日

 こんにちは。私は子どもの発達心理について実践・研究をしている薦田(こもだ)未央です。
今日は、4回生のゼミ生の様子をご紹介します。私のゼミは、子どもの心理に関心がある学生さんが集まってきています。勉強していくうちに、子どもから青年へ発達するとどうなるの?という疑問から中・高・大学生の心理をテーマにする人もいます。
 今年のゼミ生は、「幼児期に思いやり行動が育つには、どんな経験が関係するの?」「青年期の援助行動は子どもの思いやり行動とは何が違うの?」「目の前のモノの絵を描くのは上手じゃないけど、大人と同じように幼児もちゃんと見ている?」「小学生が劣等感を持ち始めるのはなぜ?心の育ちをサポートするには?」など様々な関心を持って卒業論文研究に取り組んでいます。
 

 当然、実際の子どもたちや大学生にご協力頂いて研究は進むのですが・・・。この夏休み、ゼミ生の半数は保育園や幼稚園に出かけて子どもさんの協力のもと、汗を流しながらデータをとらせていただいています。残りの半数は、既に調査を終えてデータ分析や論文執筆に取り組んでいます。このように、夏の苦労があって12月の論文提出となるわけですが、まだ少し遠い道のりのようです。
 私自身は、普段、子どもの発達支援に関わっていることもあり、この夏休みには、そのうちの1つのテーマである「親御さんの支援」について実践研究の報告をするため日本臨床発達心理士会の全国大会に行ってきます。4回生と同じく、汗を流しながら準備しているところです。
 そんな夏休みもそろそろ終盤です。9月後半から、いよいよ後期の授業が始まり卒業論文もペースアップの時期になります。

子育て支援教室を実施ている学内のプレイルーム
子育て支援教室を実施している学内のプレイルーム

親御さんがお話しするお部屋
親御さんたちも、ここで子育てのお話しなどしています

報告:薦田未央


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:00│ゼミ紹介

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