現代人間学部 心理学科

バレーボールによる国際交流

2014年09月01日

 心理学部の内田です。8月末にタイで開催された4th Asian school volleyball championships を視察してきた様子をお伝えします。この大会はアジア諸国の18歳以下の生徒による国際教育を目的としたバレーボールの大会です。スポーツによる国際教育が主目的であるので各国の教育局(日本でいう文部科学省)が大会をサポートし、タイの地元の生徒は毎日応援に駆け付けてくれます。また、休日には参加する生徒全員で開催地域の観光を行い、タイの歴史や文化について学びます。

バレーボールによる国際交流
会場は地元の生徒で満員

 女子は、タイ・インド・スリランカ・インドネシア・イラン・香港・マレーシアが参加しました。ここではイランチームを紹介したいと思います。
イランの女性は公の場で肌を露出することが禁止されており、スポーツをする上では動きがとても制限されます。また、冷房の無い体育館では他のチームよりもかなり暑いことと思います。それでも、みんな元気にプレーし、時には大声を出して喜びあっている姿にとても感動しました。

バレーボールによる国際交流
イランチーム

 スポーツは、世界共通のルールの下で行われるので、たとえ言語が通じなくても交流を深めることができる装置です。この大会をきっかけに語学やスポーツに対する関心意欲が高まる生徒も多いことと思います。勝った負けたを競うこととは違うスポーツの魅力がこの大会には有り、スポーツに一生懸命取り組むことと、活動を楽しむことの大切さについて再認識させられる大会でした。

報告:内田和寿



Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:00│研究活動

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