現代人間学部 心理学科

尾崎ゼミの夏休み

2014年09月06日

 心理学部教員の尾崎です。今回は、4年生ゼミの様子をご紹介します。
 4年生は現在、卒論のデータ分析に取り組んでいる最中です。今年の4年生は、8名中7名が質問紙調査、1名が実験を実施しました。卒論のテーマは、友人関係、親子関係、性格の長所と短所、血液型と性格、空間の色と癒し効果などです。例年、うちのゼミでは、青年期の心理や性格、対人関係等に関心を持つ人が多いのですが、キーワードが似ていても、焦点のあて方に個々の経験や関心が反映されていて、その人らしさが感じられる卒論に仕上がっていくことが毎年楽しみです。
 夏休み中は、何度かゼミで集まりながら、各自でデータ分析や本文の執筆を進めています。3年生の時には、ゼミで同じデータを共有して分析の練習をしましたが、卒論では、各自のデータを分析することになります。研究の目的・仮説は何なのか、それを明らかにするためにはどういう分析方法が適しているのか…試行錯誤しながら、分析に取り組んでいます。

尾崎ゼミの夏休み
ゼミ生同士で分析の仕方を教え合う場面も見られるようになってきました。

 この夏、4年生にとっては大学生活最後となる夏休みです。
 私自身は先日、大学時代に同じゼミで過ごした友人たちと数年ぶりに集まり、母校を訪ねてきました。自分が過ごした大学時代を振り返ると同時に、今のゼミ生たちが、卒業後、こんな風に仲間と母校を訪ねてくれたら…ということにも思いを巡らせました。
 4年生の皆さん、卒論も進めつつ、充実した夏休みを過ごしてくださいね。

報告:尾崎仁美



Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:00│ゼミ紹介

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