現代人間学部 心理学科

小児医療ボランティア『NDシアター』 3期生(2015年度)の出動です!

2015年11月09日

 本学と京都府立医科大学の連携に基づき、2012年度より「小児医療ボランティア養成講座」の「基礎講座」が始まり、その修了生たちが府立医科大学附属病院の「小児医療センター」で学習や遊びを支援する「実践講座」が動きはじめて、今年度で3期目となります。
3期生のうち「NDシアター」を中心とした遊び支援には、今年も心理学部の学生が多く関わっています。

 2015年9月24日(木)の午後、心理学部3年次のNさんと人間文化学部2年次のIさんとが、今期のデビューとなるNDシアターを上演しました。今回も、おれんじ・みどり・ももいろの3つのプレイエリアを順番に回りました。

 まず、おれんじエリアから、NDシアターのオープニングソング『星に願いを』の替え歌を歌いながら2人の登場です。今回の登場人物は、“だるま”と“あおむし”。だるまに因んでにらめっこ遊びをしたあと、『だるまさん が』をリズミカルに披露しました。そのあと、だるまとあおむしのペープサートが登場。「だるまvsあおむし」の掛け合い(漫才?)に引き続いて、『キャベツの中から』の指遊びを子どもたちと一緒に楽しみ、『はらぺこあおむし』が堂々と披露されました。どのエリアでも看護師さんや保育士さんが子どもと親御さんを誘導してくださり、初めて上演する学生たちを温かく見守ってくださいました。
小児医療ボランティア『NDシアター』 3期生(2015年度)の出動です!
小児医療ボランティア『NDシアター』 3期生(2015年度)の出動です!

 今回は、当日登壇できたのは2名の学生だけだったのですが、赤ちゃんから中学生まで、3つのプレイエリアで13名の子どもたちとその親御さんたちが一緒に盛り上げてくれました。みどりエリアでは、車いすのアイソレーターの中やベッドから降りて寝ながら参加してくれたお友だちもいて、初めは恥ずかしそうでしたが、演者の声かけに手を挙げて答えてくれていました。
 学生2名は、それぞれ演劇や放送で声と度胸を鍛えているメンバーで、声色を変えながらだるまやあおむしを活き活きと演じました。プレイエリアそれぞれで、上演の最後には手土産の「だるまさんのしおり」を手渡しました。だるまと一緒に、NDシアターロゴの“マトリューシカ”も、笑ったりにらめっこしたり。わかるかな?
小児医療ボランティア『NDシアター』 3期生(2015年度)の出動です!

 ボランティア学生たちは、子どもたちがどんな風に参加してくれるのか手応えを得て、次回の上演に向けて準備を始めています。心理学部をはじめ、次は数名ボランティア学生が増える予定。ますますパワーアップして、子どもたちにエネルギーを届けられたらと思います。次回は12月に訪問予定です。お楽しみに!

報告:伊藤一美



Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:00│学生の様子

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