現代人間学部 心理学科

環境教育:大阪ガス「エネルギー環境教育」を受講しました!

2015年12月08日

 「環境教育」の参加・体験型の授業、第2弾!12/3(木)の環境教育では、大阪ガスさんにご協力いただき、出張授業「エネルギー環境教育」プログラムを受講しました。高校生以上を対象としたプログラムもあるのですが、今回はあえて、小学生向けのプログラム「くらし見直し隊」を体験しました。学生が「子どもの視点」「教師の視点」に立って、外部との連携や子どもへの学習効果、指導する際の留意点について考えることをねらっています。

 はじめに、大阪ガス「エネルギー環境教育」プログラムの紹介をしていただきました。
環境教育:大阪ガス「エネルギー環境教育」を受講しました!

 その後、早速、小学校高学年向けのプログラム「くらし見直し隊」を体験しました。地球温暖化防止に向けて、「毎日続けられる取り組み」を話し合い、二酸化炭素をどれくらい削減できるか、ゲーム形式でボードを完成させる活動を行いました。
環境教育:大阪ガス「エネルギー環境教育」を受講しました!

一番削減できたグループのボードがこちら
環境教育:大阪ガス「エネルギー環境教育」を受講しました!

 競い合うことが目的ではありませんが、1位のグループは子どものように喜んでいました。

 体験後のレポートでは、「くらし見直し隊」のプログラムを体験することを通して、身近な企業の方が実際に来て授業することの効果やゲーム形式の活動の良さ、家庭生活につながる実践であることなど、外部との連携や実践上の工夫について考察されていました。また、地球温暖化を防止するために「毎日続けられること」を実践するきっかけ作りになったようです。学生にとって環境教育の実際を知るよい機会となりました。

 CSR(企業の社会的責任)の一環として、環境教育プログラムを開発・実践している企業が多数あります。学校教育の中で、今回のようなプログラムを指導者の目的に応じて活用することは大変有益です。環境教育を実践する上で、企業との連携を模索することも指導者として大切なことではないでしょうか。

報告:小川博士





Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:00│講義の様子学生の様子

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