現代人間学部 心理学科

「大学生による子ども向けネットトラブル防止講座」に参加しました。

2015年02月27日

 大学は割と長い春休みに入りましたが、学生さんたちは遊んでいるばかりではありません。今日は、お休みを利用して学外の活動に参加した学生さんを紹介します。
 2月23日(月)に向日市立第6向陽小学校6年生を対象に行われた「大学生による子ども向けネットトラブル防止講座」に臨床心理専攻3年生1名と学校心理専攻2年生3名が同志社大学・龍谷大学・佛教大学・京都華頂大学の学生たちと一緒に参加して、子どもたちの前で講座を行いました。
 この講座は京都府消費生活安全センターの指導の下、大学生が小学生にネットの安全や不当請求などに騙されないように指導するもので、臨床心理専攻3年生の1名は夏から今回の授業のために,他大学の学生と協力して準備を重ねてくれました。また、今回助っ人として学校心理専攻2年生の3人も参加してくれました。
 内容は、ネットの安全をすごろくで楽しみながら学ぶもので,「人生ゲーム」のような作りです。大学生が一生懸命手作りで作りました。小学校の先生からは心配の声も上がっていましたが、始まってみると、子どもたちの歓声と、楽しそうな雰囲気の中、でも時には真剣にスマートフォンやゲーム機の使い方を学習できたようです。


すごろくで楽しみながらの学習

 終わった後は、第6向陽小学校の校長先生や先生方から大絶賛をいただき、とても充実した時間が過ごせました。こうやって、日々学んでいることを応用しながら、子どもたちの安全に貢献できるとしたら、とても素晴らしいことだと思います。機会があれば、また、続けていきたいと思いますし、これからたくさんの学生さんにも参加してほしいと思います。

向日市立第6向陽小学校のホームページでもその様子が公開されていますので、よければ見てください。
こちら

報告:神月紀輔
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:00学生の様子

三好ゼミ:ゼミ生の活躍を紹介します

2015年02月24日

Topic 1:今年の卒論発表会
 最近のブログでも紹介がありましたが、1月末に卒論発表会が行われました。今年度の我がゼミ代表は竹内さん、テーマは「女子大学生の携帯電話・スマートフォンの使用実態と友人関係について」。女子大学生にとって、友人関係づくりやその維持に、もはや必須アイテムであるケータイですが、やりとりして楽しい反面、悩みやトラブルが生じることも・・・ケータイ使用をめぐる友人関係の機微を、質問紙調査をもとに考察しました。竹内さんは、夏休みもデータ分析に励むなど、本当にコツコツと取り組まれましたが、その努力の成果を堂々と発表してくれました。

また、今年の卒論発表会では、我がゼミメンバーが全体の司会とタイムキーパーをつとめました。質疑応答の時間、手を挙げて発言するのはそれなりに勇気のいることですが、積極的な司会ぶりが、普段なら発言しなかったかもしれない人たちの殻を破り(?)、発言を促していました。こちらもなかなかの活躍でしたヨ。


卒業発表会を終えて、みんなで記念撮影

Topic 2:ゼミ卒業生が卒論を学会で発表、英語論文に
 昨年度の卒論発表会で、ゼミ代表として発表した卒業生が、卒論を学会で発表しました。彼女は、他大学の先生が独自に製作された実験機器をお借りして卒論を作成したのですが、その先生が面白い結果だと学会発表を促し世話してくださり、さらには英語論文になって海外の学会誌に掲載されることに・・・。彼女は大学院で研究する道を目指していたわけではなく、ひとつの課題として卒論に取り組んだのですが、その卒論の思わぬ活躍に、ゼミ担当としてとても嬉しく、また、刺激を受けたのでした。


卒論はばたく

今回ご紹介した以外にも、それぞれの形で頑張っている姿を見るのは嬉しい限りです。またの機会にご紹介したいと思います。

<文献>
Tainaka T, Miyoshi T, Mori K (2014):Conformity of Witnesses with Low Self-Esteem to Their Co-Witnesses. Psychology, 5, 1695-1701.

報告:三好智子
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:00ゼミ紹介

伊藤ゼミ:2014年度卒論が無事着地

2015年02月10日

2014年度の伊藤ゼミ4年生が無事に卒論を完成させました。
夢と日常、一人飯、親子関係、アイデンティティ、音楽と気分、夢とパーソナリティ、と多彩。1月初めの口頭試問を終えて、恒例の3・4年合同ゼミ(1月21日)では、4年生が3年生の前でパワーポイントでの発表会。3年生から「とても1年後こうなっているとは思えない、すごい」と賞賛の声。4年生からは「去年の今頃は私たちもね・・・」と励ましがありました。


学外でちょっと打ち上げ

そして、1月28日の学部全体での卒論発表会には、ゼミ代表としてMさんが発表。“ツンデレ”などの言葉に代表されるギャップ=意外性が人の印象に与える影響を実験と調査を交えた方法で調べ、パーソナリティとの関連についても、わかりやすく説明してくれました。


分析で面白い結果が得られました

今年の7名は、まったり系。山あり谷あり、正直、夏から秋にはひやひやしました(^^;)が、最後は互いに励まし合いながら、素晴らしいスパートを見せてくれました。この踏ん張る力は、社会に出てからも活かされます。自信を持ってND心理学部から飛び立ってください。

報告:伊藤 一美
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:00ゼミ紹介

2014年度卒業論文発表会を終えて

2015年02月02日

 1月28日は、今年度最後の授業日となりました。そして、この日、4年次生にとっては4年間の集大成である卒業論文の発表会がありました。
通常は、毎週水曜日の4講時に「心理学演習Ⅰ」という授業があります。これは、いわゆる「ゼミ」と言われている形式の授業で、3年次生が対象になっています。
 そして、年度末最後のこの日、この時間に、特別に心理学部の3、4年次生が全員参加して発表会を行いました。4~5つのゼミに所属する3、4年次生が1グループとなり、全部で4グループ(4会場)に分かれての発表会でした。


大勢の学生が一堂に会し、司会進行から質疑応答まで全て学生中心に進められます。

 写真にある会場では、「母親の育児意識と育児環境の関連」「個人における長所と短所の捉え方について」「小学校国語科教科書におけるメディアリテラシー教材の取り扱いについて」「児童虐待経験がその後の人格形成に与える影響についての研究」といった4テーマの発表がありました。
 心理学部でありながら教員免許も取得できる専攻もあり、卒業論文のテーマも多岐にわたります。そのため、学びの視野もぐんと広がります。発表後の質疑応答の時間には、4年次生だけでなく3年次生からも質問があり、ディスカッションも盛り上がり、少し時間を延長したぐらいでした。

 3年次生にとっては先輩の姿から刺激を受け、学び、来年の研究イメージを作るための時間になったようです。4年次生にとっては学生生活最後の授業となり、大切な締めくくりの時間になったのではないでしょうか。これから、それぞれが新たな次のステップに向かえるように・・・・・教員一同も願いを込めていた時間でした。

報告:薦田未央  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:00講義の様子
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