現代人間学部 心理学科

年末年始のブログ更新について

2013年12月26日

 心理学部広報係より、年末年始のブログ更新についてご連絡させていただきます。2013年は、この案内が最後の記事となります。年明けの2014年は1月6日から更新を再開する予定です。8月より開始したこのブログですが、非常に多くの方々に見ていただき、心より感謝申し上げます。
 それでは皆様、よいお年をお迎えくださいませ。

 報告:心理学部広報係  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:01日記

卒論雑感(三好ゼミの紹介)

2013年12月26日

 心理学部教員の三好です。先日、卒論の提出〆切がありました。我がゼミでも今年も、字数があと何字足りない、データにおかしな箇所が見つかった…等々、てんやわんやがありました。もちろん添削などもするのですが、最後はやはり自分の力。仕上がりが楽しみのような心配なような。彼女たちにはしばしの休息の後、口頭試問(卒論に関する面接試験)、卒論発表会、と続きます。
 かつてのゼミ生を思い返すと、「阪神淡路大震災で被災した経験をもつ母親は、その経験を子どもにどう語り継ぐか」というテーマに取り組んだ人がいました。彼女自身、被災し大変な生活を余儀なくされた人でした。その彼女も今では2児の母。年賀状で子育てに奮闘している様子を知らせてくれています。
 また、「3人きょうだいの真ん中っ子の心理特性」というテーマに取り組んだゼミ生もいます。真ん中っ子って損することが多かった…という自身の思いに発したテーマでした。アンケート調査に加えて、3人きょうだいのそれぞれの立場の人たちにインタヴューしました。口頭試問で面接官の先生が「10年後にもう一度読み返してみるといいわよ」とコメントされたのが印象的でした。卒論を通して彼女がどういうことに取り組んだのか、感じ取ってくださったのだなあ、と思いました。
 数多ある中から1つのテーマを選ぶのですから、いっけん無関係に見える場合でも、そこには必ずその人にとって大切な事柄が含まれています。そして、卒論はそれなりに大きな課題なので、その取り組みのあり様に、その人らしさがよく表れるところでもあります。たかが卒論、されど卒論。たとえば10年後、ふと手にとってみたくなるような、その人にとって意味ある経験になるといいなと思ってはいるのですが…。さて、今年のゼミ生にとってはどうかな?

 「提出された卒論たち。良い結果を招いておくれ」
提出された卒論たち。良い結果を招いておくれ

 報告:三好智子
   


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:00ゼミ紹介

小児医療センターでボランティア活動(NDシアター Xmas編)

2013年12月23日

 12月18日、京都府立医大附属病院・小児医療センターでのボランティア活動の1つ「NDシアター」が9月に引き続き上演されました。メンバーは3つの学部をまたいだ学生、2~4年次生の7名で、心理学部からは3名が参加しています。
 ちょうどXmasの1週間前。サンタの帽子とシアターユニフォームのエプロンをつけて、さあ出動です。


上演前の一致団結

 演目には、病棟内の3つのプレイエリアで、「赤ずきんちゃん」のペープサートと、各エリアの年齢に合わせた手遊び(「とんとん…ひげじいさん」のXmasバージョン)やなぞなぞを持ち込みました。
 「赤ずきんちゃん」は、仕掛け絵本のようにページをめくると舞台が変わります。その中で、ペープサート(紙で作った人形)の赤ずきんや狼が生き生きと演じられました。
 小さなお子さんにはストーリーが難しいかな、と心配していたのですが、動きのある人形や舞台によちよち歩きの子もじっと見つめて集中してくれました。


赤ずきんちゃん


人形遣い奮闘の背中

 今回のシアターは、後期の授業の合間を縫って、特に上級生は実習や卒論を抱える中、三々五々集まっては練習した成果でした。また、心理のM2生と生活福祉の学部生の3名は、修士論文などの都合で当日の上演に参加できなかったのですが、彼女らがひとつひとつ手で作った「Xmasカード」を見に来てくれた子どもたちにお土産として届けました。ハリネズミとXmasツリーの立体カードに自分でシールを貼るキットです。病状や診察などでシアターを見られなかった子どもたちにも、あとから看護師さんを通じて手渡していただきました。



ハリネズミの立体Xmasカードとメッセージカード

 年末年始、家に帰ることのできない子どもたちがたくさんいますし、家族全員が揃わずさみしい思いをしているきょうだいたちもいます。
 Merry Christmas…闘病中の子どもたちとご家族、そして医療センタースタッフのみなさまに、神のご加護がありますように。
 そんな学生たちの思いが詰まった、12月のNDシアターでした。

報告:伊藤 一美・薦田 未央  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:00学生の様子

小林ゼミの様子

2013年12月21日

 心理学部教員の小林です。私のゼミには3・4回生合わせて16名が所属しています。「教育」「音楽」「子ども」「人」「心」といったことをコンセプトとして、文献を読んだり、レポートを発表したり、テーマを設定してディスカッションをしたりしながら演習を進めています。そして3回生は自分が取り組みたい卒論のテーマを見つけていきます。4回生は卒論を作成していきます。
 1年間の行事は4月に3回生歓迎会(4回生主催)、夏と冬に合同の食事会(3回生主催)をして懇親を深めています。3回生からの質問に答える4回生の姿に、時には冷や冷やしますが、頼もしさも感じます。確実に1年間の成長が見られるのもこの時です。
 途中でサプライズもあり、今年度は10月30日に4回生の発案でハロウィーンパーティーを、11月20日は3回生の誕生会などがありました。多分、レポート発表や卒論を添削されることから逃れようとの企みかなと私は思っているのですが、とても楽しい時間を過ごしました。

ハロウィーンパーティー3回生の誕生会
  ハロウィーンパーティー                3回生の誕生会            

 報告:小林 多津子  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:00ゼミ紹介

教師の本懐

2013年12月10日

 心理学部教員の藤川です。12月の第一週、若いころの指導教官が夫婦連れで京都を訪れて下さいました。私が「まだ紅葉、大丈夫?」という突然の電話に「先生と同じくらい熟成していますよ」と答えたからです。30年ぐらい前に家裁調査官研修所で教わった法律教官で、今はリタイアして弁護士をされています。訳あって研修所に皆より遅れて入り、訳あって半月ほど早く出所した私を、陰に陽にかばってくれた教官でした。修了認定のための(臨時)口頭試問は厳しかったのですが、その言葉の一語、一語がまだ胸に残っています。

 教員として今、そんなふうになれたらと思っていますが、ゼミ生たちにどのくらい届いているでしょうか。仲がいいのが取り柄だけれどのんびり屋が多い彼女たち。たくましく育っておくれと思っていますが・・・・苦労はこれからよ。

 報告:藤川洋子  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 07:00日記

カトリック女子大学総合スポーツ競技大会(バレーボール)

2013年12月02日

 心理学部教員の内田です。私は11月30日に開催された「カトリック女子大学総合スポーツ競技大会(バレーボールの部)」の競技委員を務めました。今回は、本学学生の活躍の様子をお伝えします。

 バレーボール競技は、ノートルダム女学院中学高等学校の体育館で開催されました。中学高等学校の教職員の皆様にいろいろとお手伝いいただいたおかげで、学生はよいパフォーマンスを発揮することができました。お礼申し上げます。

 さて、本学の試合ですが、初戦は聖心女子大学と対戦しました。相手はとてもレシーブが鍛えられているチームで、快心のスパイクが何度も拾われました。しかし、粘り強く攻撃を続けてセットカウント3-0で勝利を収めました。
 次は、ノートルダム清心女子大学と対戦し、勝った方が優勝という大一番となりました。1セット目は硬さがみられて少しミスが多く、終盤追い上げましたが逃げ切られてしまいました。ここで、芹田学長が応援に駆けつけてくださり、学生もさらにやる気が高まり2セット目を迎えました。2セット目は1セット目よりも動きがよくなりましたが、またしても相手に逃げ切られてしまいました。
 この時点で優勝はなくなったのですが、気分を切り替えて3セット目を迎えました。今度は序盤からリードする展開で、効果的なサーブとアタックで逃げ切り、見事勝利を収めました。4回生にとっては大学生活最後のゲームとなりましたが、今までで一番いいゲームができたと感じました。4回生のみなさん、お疲れ様でした。

試合の様子試合後の様子
    試合の様子                  試合後の様子

 保護者の方の応援やボランティアの学生にも支えられ、無事終了することができました。皆様ありがとうございました。

 報告:内田和寿  


Posted by 京都ノートルダム女子大学心理学科 at 09:40学生の様子
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